スタッフのあれこれ
2020年10月
2020.10.30
●それぞれの自治体やステークホルダーが地域循環共生圏を目指すということは、どういう意味を持つのか考えています。改めて地域循環共生圏は、地域の活性化により強靭な持続可能な社会を創造し地球文明に貢献する、ということだと思います。個々に地域がこれを実現していけば、日本全体で画一的ではなくモザイク的な社会が出来上がることになるでしょう。環境省のフォーラムで五箇先生が指摘していましたが、個々の地域やステークホルダーの固有性と多様性による緊張感のある競争社会でブラッシュアップが図られる、というのが将来予想図となります。こうした競争では、多様な尺度で地域や取組が評価されることになります。その明示的な指標はSDGs体系と言えますが、評価の根底に置くのは自然資本(環境)を基盤とした地球共生的な「倫理観」にあるべきというのが、自分の意見です。この部分を間違ったことで現代の諸問題が頻出してきており、そのため地域を担う(これから担う)すべての年代の市民へのESDの意味が重く、その推進が非常に重要になっていると考えています。
(原 理史、はら まさし)
●環境省の「令和2年度 地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向けた地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体」に、中部は5地域が採択されています。その5地域が開催する意見交換会にEPO中部も参加するため、10月~11月にかけて、長野県根羽村、長野県小布施町、福井県越前市(会場:福井市)、岐阜県郡上市、三重県尾鷲市を順に訪問させていただいています。本年度は新型コロナ感染症への対策が必要となり、各地域は事業着手も難しかったようですが、5つのプラットフォームは地域特性を活かし、或いは留意しつつ、地域循環共生圏の実現に向けて取組を着実に進めれています。(富田夏子)
●会議・セミナー・面接・診療・飲み会…、「オンライン〇※♯☆」が一気に浸透し、その便利さを耳にするも「へぇ~ふぅん」という感じでした。先日、海外で開催されたオンラインワークショップ(多言語通訳付)を家で視聴し(迷わず日本語を選択)、「これって便利かも!」と実感。ようやく、です。(こまつともみ)
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