Facebook Twitter

スタッフのあれこれ

2023年3月のスタッフのあれこれ

2023.03.31

🔶中部大学の牛田先生の講演を聞きました。腸内細菌の専門家で、企業と提携してビフィズス菌の研究をしてきた方です。しかし興味の対象は動物の腸内細菌で、世界各地の動物のフン(!)を調るという変わった研究をしています。その中でわかったことの一つに、動物園で飼育されている動物は腸内細菌の種類が変わってしまうというのがあります。これは実は大きな問題で、例えば自然環境に生きているゴリラは毒性が強い果物を自分の腸内細菌で毒性を分解しているのですが、動物園の餌ではその腸内細菌がいなくなってしまうのです。結果として、動物園で過ごしたゴリラが仮に生息地に戻ったとしても、仲間と同じ食べ物を食べることができません。牛田先生はライチョウの捕獲飼育による個体数増加のプロジェクトに参加して、野生に戻すための食餌療法にこの知見を活用しているそうです。腸内細菌の重要性は近年注目されていますが、野生動物の保護に大きく影響することを初めて知りました。おなかの中には菌類の生態系があり、それを保全することは個体の健康を保つ上で重要だということです。
取り急ぎヨーグルトを食べることにしよう。明日からでも。
(原 理史、はら まさし)
 
🔶2022年度が終了しようとしている年度末。この時期になると、EPO中部が所在する名古屋市中区の桜通では、街路樹の様々な種類のサクラの花が咲きます。忙しいながらも癒される街の風景を眺めつつ通勤しています。皆さまもぜひ、サクラ鑑賞しつつEPOへご来館ください。2023年度もどうぞよろしくお願いいたします。(富田夏子)
 
🔶よどみのある(片づいていない)家は、時間やお金、ひいては運気や心身の健康にまで影響を及ぼすという情報番組に感化され、年末年始にここ一番の片づけを試みてスッキリしたのですが、3か月も経つと徐々によどみが増えてきてちょっとしたストレスに。新年度はオフィスも家もよどみの「少ない」(「ない」と書けないところが弱気…)状態をキープしたいものです。(コマツトモミ)
 
🔶3月13日からマスクが解禁になり、町ゆく人でマスクをしていない人が増えました。マスク生活に慣れたのもあり、マスクをしていない人を見ると逆に違和感があります。今年は花粉の量が多く、マスクが手放せないです。花粉症が落ち着いたら、以前のようなマスクなしの生活に慣れていきたいと思いました。(たじま みな)
 

一覧へ戻る