スタッフのあれこれ

🔶11月13～14日に富山市、魚津市、黒部市で開催したESDダイアログではジオパークを活用した教育を題材に議論や視察を行いました。ジオというと地質や地形に目が行きがちですが、「地球の時間を体感できる」、「大地の自然が風土や文化を創り出す」という点で、ESDに時間・歴史の奥行きを与えるフィールドだと思いました。ジオスポットである川や山、森、奇岩や特徴的な地形は、古くから神々が宿り、地元の人が信仰してきたところが数多くあります。そうした尊崇を集める地物は神々であり、雨や風、水や緑、作物の出来、獣たちの営み、は神々のふるまいの反映であると古くからされてきました。神々を宥めたり感謝する祭祀や文化が今でも数多く残っています。21世紀の今日、科学的な研究が進み、「神々のふるまい」の中身が少しわかってきたり、どんなふるまいがありうるかが考えられるようになってきました。ただ、すべてが解明されることはありえず、自然～地球のありように尊崇の念を持つことが、人として自然な姿かと思います。地元の神々はいまでも私たちの心に生きていると言うべきかもしれません。
（原　理史、はら　まさし）
 
🔶毎週のように主催イベントや関係会合への招聘等々の予定が入っていた11月がようやくと終わりました。幸いなことに、これらのイベント・会合はすべてリアル開催でした。
特に今月は、このひと月の間の出来事を振り返ってみると、少しだけ従前の状態を取り戻すことができた仕事や暮らし方もあれば、慣れてしまってこれからはおそらく“当たり前”になっていくこと、それから否応なしにしばらく続けていかなくてはいけないことなどが併存している状態であることを改めて実感しています。
（富田夏子）
 
🔶《錦2丁目SDGs WEEKs》に続き、EPO中部のある丸の内界隈では《🔗SDGsフェスティバル in 名古屋丸の内》が開催されています。SDGsテラス（～2/18）では、東海・北陸エリアの事業者が出展し取組を発信。また、SDGsまつり（12/14）やSDGsセミナー等（12/7, 12/14, 1/27）が予定されています。自治体・企業・大学等によるSDGsの輪がどんどん広がりを見せています。（コマツトモミ）
 
🔶最近寒くなってきたので、家で鍋を食べる事が多いです。キムチ鍋を作った翌日に同じ食材でトマト鍋を作り、同じ食材で味付けを変えるだけで新鮮な気分になれます。食材を余らす事なく、体にもいい野菜をしっかりとれるので冬の鍋は心身ともに健康になれる気がします。今年は食材を無駄にしない”まるごと鍋”がトレンドみたいなので、挑戦してみたいと思います。（たじま　みな）