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EPO NEWSEPO中部のお知らせ

第7回全国ユース環境活動発表大会《中部地方大会》が開催されました

2022.02.03

第7回全国ユース環境活動発表大会中部地方大会が開催されました。
昨年度に続き新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ為に、「Web発表大会」の形式で大会を実施しました。
中部地区からは7校が参加し、ユース世代が社会課題の解決に向けた実践活動の発表を行いました。
 

 
~EPOスタッフも視聴しました~
🔶長野県木曽青峰高等学校里山部から「青峰里山プロジェクト」について発表がありました。青峰から未来へつながる里山づくりをスローガンに、里山の整備と活用・農林業活性化に向けた新スタイルの提案・世代をこえた交流里山体験の場の創造にむけて活動したものになりました。活動によって木曽地域の人口減少・高齢化・担い手不足を解消し、青峰を活性化させたいという内容でした。
 
🔶長野県佐久平総合技術高等学校食品加工部から「佐久酒粕(サクサケ)プロジェクト」について発表がありました。酒粕をアップサイクルし持続可能な地域を目指す!という目標に向けて活動し、酒粕の新たな活用方法を模索しているものでした。地元の企業やお店と連携し商品開発した酒粕メロンパン・サクサケクッキーを高校の購買で販売し、さらには駅などで販売している実用化に向けた内容でした。
 
🔶岐阜県立岐山高等学校自然科学部化学講座team太陽電池ひろめ隊から「色素増感太陽電池」について発表がありました。より性能のよい色素増感太陽電池の作成の為に実験を行い、実用に向け研究したものでした。今後は薬品を極力使わず、身近にある材料(廃野菜など)を利用した太陽電池を作り食品ロスの問題も解決していきたいという内容でした。
 
🔶岐阜県立八百津高等学校自然科学部から「アメリカザリガニから学ぶSDGs」について発表がありました。アメリカザリガニの体内からマイクロプラスチックが見つかった事により、スーパーで販売している魚介の体内を調査したところマイクロプラスチックが発見されました。その事から人の体内にも吸収されている可能性があり、ゴミの正しい分別が環境・社会・経済に関わりSDGsにつながるという内容でした。
 
🔶愛知県佐屋高等学校科学部から「自然循環を考えたスクミリンゴガイの防除」について発表がありました。近年、外来種のスクミリンゴガイが増加しているのもあり、スクリミンゴガイの生態を研究したものでした。スクリミンゴガイの有効活用・水田の生態系理解への啓発活動をおこなっていく事により自然循環にむけて実現へ近づいていくという内容でした。
 
🔶愛知県立安城農林高等学校土壌研究研修班から「土壌生物利用による循環型の農業の研究-シマミミズによるリンの循環-」についての発表がありました。水耕栽培のトマトの根の残渣問題を、シマミミズにより堆肥化してリンの循環をさせるものでした。シマミミズの生態を研究し、残渣を循環することにより地産地消を目指したいという内容でした。
 
🔶三重県立四日市四郷高等学校自然科学部から「四日市四郷高校観察ルートガイドブックの作成Part1」について発表がありました。学校周辺の植物観察を元に、幼稚園の先生に使ってもらえるような植物観察のガイドブックを作成しているものでした。先生から小さな子供達に伝える時に興味を持ってもらえるよう工夫して、分かり易く使いやすいガイドブックを作成しているという内容でした。
 
🔶受賞したのは、審査特別賞は愛知県立安城農林高等学校、先生が選ぶ特別賞は岐阜県立八百津高等学校、協賛企業特別賞は愛知県佐屋高等学校でした。
地方大会最優秀賞は長野県佐久平総合技術高等学校、高校生が選ぶ特別賞は長野県木曽青峰高等学校になり、この2校が全国大会への出場になりました。
 
今回7校の発表がありましたが、様々な分野で取り組んでいました。それぞれの視点で環境・SDGsについて考えており、持続可能な地域循環共生圏づくりにむけた取組内容でした。
 
 
🔶第7回全国ユース環境活動発表大会(8地方大会)それぞれの発表や審査委員長による講評、表彰等の動画を編集した「総集編動画」を、大会サイトで公開しています。
🔻総集編動画はこちら
https://youth-eapc.net/2021soushuhen/
 

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